今月は、銅箔テープというシール状の導線を工作用紙に貼って回路をつくり、カラーLEDを6個発光させるという実験工作に取り組みました。容量に差のあるLEDを組み込むので抵抗も用いて、簡単な電気回路を平面的 …
8月:数年前のどこかの調査で、日本の社会人が自分の成長のために自主的に読書をしたり、勉強をする単純時間が平均6分程度だという記事が話題になりました。このデータは全世界をリードする先進国(OECDを中心 …
7月:今回のブログのタイトル「学歴や点数を気にするわりに…」との関わりですが、子どもをめぐる教育環境は旧式のままなので仕方なく流れに従っているけれども、成果は表面的で形式的、意味のある方向とは違ったあ …
6月 (前回から続く)…これは大変とばかりに教育機関が新しい学力観に基づいて対応を取らねばと焦りに焦って打ち出されたのが新教育課程というやつでした。確かに、新学習指導要領の序文には、改定の意図として、 …
これまではイヤイヤでも勉強はするもので、興味関心があればそれに越したことは無いが、何とか耐え忍べば道は開ける的、昭和マッチョな学力感が説得力を持っていました。バブル崩壊後の30年の急降下中でさえも、「 …
学歴や点数を気にするわりに勉強に興味関心がないとはいかに?_1 文科省が2020年に実施した日本の若者の意識調査の分析で、わが国の若者のやる気の無さ、学歴や点数、偏差値は気にするが、勉強に対する意欲、 …
前回、異常な委縮が科学教育の衰退を加速させている話題を取り上げ、コロナ下でそのその方向性が堂々と追認肯定できる条件がすばらしく整ってしまったことを述べました。もちろんコロナ下でも一定の努力がなされたの …
(前回の続き…)教育現場としては、あえて手間や予算をかけるような実験に取り組むようなリスクをあえておかさなくても良いのでは、と考えるのが主流となるわけです。そういった雰囲気は、ずっと以前から指摘されて …
年が明けての今月は、虹色に輝くチョコレート作りにチャレンジ、何とか「作品」を持ち帰ることができました。各家庭で作品の味を楽しむことができたことでしょう。結晶面にオーロラのように光る結晶層を作るのです …
12月は光ファイバーを用いた工作を実施しました。手先を使った細かな作業を伴うのですが、こういった作業は「試行錯誤(トライアンドエラー)」の連続です。この試行錯誤という作業は、スポーツや楽器演奏等々の技 …
10年後を考えるというタイトルにしたものの、社会は激変し、数年先の近未来ですら正確に予測することはできません。スティーブジョブズが2007年(北京オリンピックの前年)にスマホ登場が世界に与える衝撃を訴 …
前回、かつての日本の子どもたちがそうであったように、現在は発展途上にある国の子どもたちは、ちょっとした素材で目を輝かせ、科学への関心を高めているに違いないということを述べました。彼らは、いずれは科学力 …