• 子ども科学実験教室

12月は光ファイバーを用いた工作を実施しました。手先を使った細かな作業を伴うのですが、こういった作業は「試行錯誤(トライアンドエラー)」の連続です。この試行錯誤という作業は、スポーツや楽器演奏等々の技量の習得の根幹を成すものです。というか、それ自身といってもよいものです。ところが、学校現場の良くない短期的な成果主義によって、〇は良くて×はダメという洗脳が行われているような気がしてなりません。もちろんミクロ的には試行錯誤は奨励されているのでしょうが、どうもあの現役主義、成功率、バツ1とか…が子どもたちの自主的なチャレンジ精神をそいでいるのではないかなと思うのです。ちょっと失敗したくらいで「そら見たことか」のような責めを負うような雰囲気がこの国の社会全体を覆っているような感じです。特に、成功率という点でいえば、1回トライして1回成功するのが最上であるような幻想です。スポーツの例えでいえば、サッカーでたまたま1回のキックでゴールしたとしてそれが何だというのでしょう。確かに成功率は100%です。でも、1000回でも100000回でも失敗と成功の繰り返しを修養してきた選手の方がスキルが高いに決まっています。1回で成功しなくても良いのです。9連敗のあとの1勝の方が、いろいろな経験を経るわけで、1回だけの成功者の方がその後苦労するようになるであろうことは容易に想像がつきます。ピアノでショパンを一度も間違うことなく弾けるようになる人はいないのです。あれダメこれダメで、失敗することを恐れ過ぎて自分からは行動しない意見も言わない、成長よりも保守、今さえ耐えればよいと。確かに、問題起こさず既定路線でミスしない人が公務員の世界では出世しやすかったという話はよく聞きますしね…。次に続く。


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