• 子ども科学実験教室

8月:数年前のどこかの調査で、日本の社会人が自分の成長のために自主的に読書をしたり、勉強をする単純時間が平均6分程度だという記事が話題になりました。このデータは全世界をリードする先進国(OECDを中心とした)中、圧倒的ビリだったという話です。もちろん、学習への取り組みをどの程度自己研鑽として扱うかの客観性の判断は難しいので、単純に時間比較で国民性をみることはできません。毎日、電車の中でスマホゲームに熱中している時間も、もしかしたら営業での戦闘能力の鍛錬なのかもしれませんし、音楽を聴くのもクリエイティブな仕事に影響することもあるのでしょう。ただ、自ら業務に関する情報を積極的に得ようとすることよりも、面白動画のように流れてくる大量の情報に受け身で触れる機会が圧倒的に増えていることは確かなようです。平均的な高校生がスマホに触れている時間は、毎日平均5時間以上という調査データもあるそうです。これが「平均」だというところに恐ろしさを感じるわけです。彼らは、確かに学歴や点数を気にする。でも、なかなか勉強に興味関心がわかない…、ということについて考えてみました。


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